
お疲れさまです。あざらしばいぬ(@AzaraShibainu)です。
今朝、何気なくネットサーフィンをしていたら「超芸術トマソン」という面白い概念を発見したのでざっくり紹介いたします。
簡単にいうと・・・
意味ありげで無用の長物の総称です。下の画像のような不動産が良い例です。芸術家・赤瀬川原平らにより発見された概念で、存在がまるで芸術のようでありながら、その非実用性において芸術より芸術らしさを増しているため「超芸術」と表現されるようです。


この概念を知った瞬間、なにか喉奥の小骨が取れたような、しっくりきた感覚になりました。思い返せば、私が住んでいる街にもこのような「トマソン」が溢れているのですが、今までその概念をうまく言い表せなくて、少しもどかしい気分でした。なんか目をひくおかしな建造物だな、という日常の何気ない気づきをピン留めしてくれるような、いい言葉だと思います。
感覚はあるけど表現のしようがない、という状態から単語一つで解放されたので、知の領域が広がった気がします(実際は何も広がっていない)。
トマソン愛好家を探せ
くだらない概念と言い捨ててしまえばそれまでですが、グーグル画像検索で調べてみると、全国各地のトマソンが出てきて、意外と夢中になれます。そして調べれば調べるうちに「全国各地のトマソンをまとめたマップはないのか?」と気になり始めます。
トマソンは1980年代には既に発見されていた概念なので、もしかすると40年以上熱心にトマソンを追い続けている愛好家がいるかもしれません。そして、そのような変態は、すべからく凝り性で根っからのコレクターなので、集め続けたトマソンをWeb上にわかりやすく展示しているに違いありません。
早速、「トマソン まとめ」でググると一番上にこのようなブログがヒット。
いましたいました。なんと同じく、はてなブロくユーザー。結構頻繁に更新されているみたいで、読者登録してから記事をいくつか拝見させていただきました。
記事主さんのプロフィールには以下のような思いが綴られていましたので、勝手ながら引用させていただきます。
街中で発見した超芸術トマソンをアーカイブしています。
今でも残っているものもありますが、再開発で、近い将来消えていくものの方が多いでしょう。
だからこそ、あの時、そこにあったトマソンを記録に残しておきたい。
滅びゆく超芸術トマソン、決して忘れ去られるがままにはさせない。
そんな気持ちで、日夜トマソンを探しています。
私はこの感覚についてよく理解できます。いかに奇妙なトマソンかで注目を集めるという感覚とは違い、その日にトマソンと出会った記憶を、あとで見返したくなった時に見返せるようにアーカイブとして残している、という感覚だと思います。
ひっそりとした概念
トマソンを認知する人はおそらく全人口の1%にも満たないような、ひっそりとした概念でサブカルチャー的な分類に入るかと思います。そして、今後もその認知度はおそらく上がることはないですし、上げようとも思いません。頭の片隅でこそこそ楽しむくらいが丁度いいくらいです。
私も上のブログ記事さんに倣ってトマソンアーカイブを残していくかもしれませんが、その際はぜひ温かい目で見守ってください。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
次回も読んでもらえると嬉しいです。(あざらしばいぬ)
