お疲れさまです。あざらしばいぬ(@AzaraShibainu)です。
今回は山形県鮭川村にある「トトロの木」を見に行って行きました。
実は、私がリリースしている脱出ゲームシリーズ(山形の温泉街)にも登場しており、下見しに去年訪れてはいたのですが、鮭川村に辿り着くまでの道中がとても印象深かったので、また来てしまいました。
トトロの木とは愛称のことで、正式には「小杉の大杉」といいます。
鮭川村の小杉地区にある大きな杉から、その名前が定着したようです。
小杉の大杉には太古の昔から現在に至るまで、大切に受け継がれてきたとある伝説があるようです。
『新庄古老覚書』では、「曲川(まがりがわ)の大杉」として紹介され、その中で「新庄の殿様が、正月に山奥へ鹿狩りにでたところ、にわかに大吹雪になったので、大木の陰に隠れて難をしのいだ。昔は2本であったが1本を最上義光公が切らせて山形に運ばせたが、その後村には悪いことが続き、貧しいままなので、残ったこの木を決して切らないようにと新庄の殿様に嘆願した」と伝わっています。
ーー最上地域観光情報サイトより引用
昔から小杉の大杉は地域の人たちにとって大切な存在だったんですね。
今も鮭川村の財政を支えている重要な観光名所として機能していますからね。
樹齢推定1000年とは恐れ入ります。
1000年前の山形県は、幕府による支配が行き届いておらず、いわゆる豪族が幅を利かせていた時代なんだと思います。
そんな狂乱の世を生き抜いた大木なのだと思うと、感慨深いですね。
近くにはお賽銭入れもありました。
ぜひ、小杉の大杉 維持費などに回していただきたいですね。
来年もまたきます。
では。