お疲れさまです。あざらしばいぬ(@AzaraShibainu)です。
2月15〜16日に待ちに待ったイベント「東京ゲームダンジョン7」が開催されました。今回、僭越ながら出展させていただきましたので、準備までの道のりと当日の様子などを記していきます。この記事が、これからゲームダンジョンへの出展を考えているゲーム制作者さまのお役に立てれば幸いです。
準備物について
今回は「コロコロあざらし」というパズルゲームを出展しました。タブレットでの操作を想定していたので、準備リストは以下の通りとなりました。
- ゲームを試遊できる状態にしたiPad
- スタイラスペン
- タブレットスタント
- iPadの充電コード
- 消毒用アルコール
- 名刺(100枚)
- 缶バッチ(30個)
- 缶バッチ入れ
- チラシ(100枚:表にはゲーム説明、裏にはパズルの答えをのせました)
- オリジナルランチョンマット(50cm×70cm)
- ポスター(A4、1枚)
- ポスタースタンド
- メッセージスタンド
結論から言うと、以上の準備リストで要らないと感じたものは特にありませんでした。むしろ、当日イベント対応していく中で、以下のものが不足していると感じました。
- チラシは100枚だと足りない。積極的には配っていないほう(興味ありげにしている方に対して配る感じ)でしたが、開始3時間程度でチラシがほぼ切れてしまったので、最低200枚は用意しておくべき。
- 延長コード(1m)。電源タップは展示机のやや後方に用意されているため、iPad純正の充電コードのみでは距離が全然足りない。
- iPadの画面を拭くクリーナー。スタイラスペンを用意はしたものの、人によっては指で操作を行うので、指紋が結構つく。
- ポスターの種類。お飾りというか、展示が華やかになればいっかーという認識でしたが、意外と内容を見られているみたいです。3種類くらい用意して、試遊待ちの人をなるべく飽きさせない工夫をすればよかったと反省しています。
- 店番。1人で5時間のイベントを休みなくこなすのは体力的に結構ハード。休もうと思えば椅子に座って休めるのかもしれませんが、その間って来場者さんからしたら「これ試遊してもいいのかな?」と困らせてしまうかもしれませんので、対応者がもう一人欲しかったです。
ざっくりこんな感じです。初参加にしては、割としっかりと準備できた方なのではないかと思います。
イベントに参加してみた感想
失礼を承知で言うと、参加する前のゲームダンジョンに対するイメージはこんな感じでした。
- 来場者が毎年結構来るとはいえ、試遊対応は基本1人で捌いていけるレベルなのでは・・?
- 出展者間の交流はそんなにない・・?
ところが、いざ参加してみると良い意味でイメージが変わりました!
- 老若男女問わず幅広い層が訪れるので、基本的にひっきりなしに試遊してもらえる。子連れの方も来ており、小さいお子さんからは純粋な意見を伺うことができた。
- 出展者間の交流は自分から作りにいけば構築しやすい環境だと感じた。ブース間がパーテーションで区切られているわけではなく、机が繋がっているので、設営時などに自然とコニュニケーションが取れて意見交換できたのも面白かった。
試遊でいただいた感想など
見ず知らずの方に自分のゲームを遊んでもらい、その場で感想をいただくという、やってみようと思わなければ絶対に成し得ない経験をできたわけであります。来場者の方々は全体的に優しい印象で、実際にいただいた感想はどれもポジティブなものばかりでした。
- あざらしが転がっている姿が可愛い。
- 転がっている姿を楽しむのもいいし、早送りでパズルをサクサク解いていく楽しみ方もある。
- チラシの裏に試遊コースの答えが載っているのが非常に親切。小さい子供でも遊べそう。
- 本編40ステージはさすがに大変そう。
- あざらしが可愛い。
- あざらしが可愛い。
- 難易度設定がちょうどいい。
- あざらしが可愛い。
コロコロあざらしを遊んでいただいた方々、本当にありがとうございました。アプリストアへのリリースに向けて粛々と準備を進めてまいります。
さいごに
2021年から完全素人の状態でゲーム開発をスタートし、4年間の紆余曲折を経て、イベント出展に至ることができました。4年間ずっとゲーム開発をし続けていたわけではなく、途中で半年間くらいUnityを起動しなかった期間や、本業に時間を持っていかれた期間がありました。そういう状況の中で、イベント出展というのが自分の中で今後のモチベーション維持に強くつながると考え、(大袈裟にいえば)今まで取り組んできた成果を発表するための一つの区切りをつける場として、ゲームダンジョンに申し込んでみたわけです。結果としては大変満足しており、今後もゲーム開発を続けていくための十分な燃料を補給できた気がするので、こういった場を提供していただいた関係者や来場者のみなさんには大変感謝しております。
余談
イベント終了後に友人と打ち上げをしたところ、終電を逃して高級ホテルに泊まることになりました。現在も体全身がバキリシャスで痛いです。みなさんもお気をつけください。