お疲れさまです。あざらしばいぬ(@AzaraShibainu)です。
今回はゲーム制作のお話です。
タイトルにもある通り、「バケガクシューター」というゲームを作成しましたので、制作の背景をお伝えしていきます。
(無料で遊べるのでぜひ)
どんなゲームか簡単に説明すると
バブルシューターと有機化学を組み合わせたパズルアクションゲームです。
有機化学と聞いてあまりピンとこないかもしれませんが、TNT爆弾はよく聞くかもしれませんね。
あれは「トリニトロトルエン」という化合物の略称で、つまり、そういった化学物質をパズル的感覚で組み合わせて作ってみよう!というのが、このゲームのコンセプトです。
ベンゼン環(六角形のやつ)を核として、様々な種類のバブル(OHとかCOOHとか)を組み合わせると、実在する物質が画面上で簡単に作れてしまうというのが、このゲームの面白いところだと感じております。
制作時に意識したこと
大きく2つあります。
1つは、できるだけ効率化して制作を進めてみること。ChatGPTやCopilot等の生成AIと開発環境を連携させることで、ありきたりなコードの部分は全てAIに書いてもらうことを盛り込みました。
AIが書いてくれたコードは多少なりともミスが含まれるものの、1からコードを書くよりであればデバッグする手間の方が遥かに楽といえます。
(あまり頼りすぎるとコードの中身が把握できなくなり、意図せぬ箇所でバグが発生していたりする)
2つ目はゲームシステムの話にはなりますが、化合物の特性をゲームのルールに反映させることです。このゲーム、化学物質をパズルの要領で作っていくという知育的要素を孕んだゲームなので、遊びながら化学的特性も覚えられたらいいなと思い、ルールを考えてみました。
具体的にいうと、完成した物質の起爆性が高いほど、周囲を巻き込んでバブルが消滅してくれるというルールです。(他にも色々とルールは追加しております)
もちろんメリット要素だけではなく、「毒性が強いほどお邪魔バブルの発生数が増える」などのネガ要素も入れ込むことで駆け引きを生み、単なる球飛ばしゲームではなくパズルゲームとしての体裁を整えることも狙いました。
制作を終えて
現在Unityroomにて一般公開中でして、ユーザーの反応を見ながら今後どこまでアップデートを継続していくか検討中です。
今のところ、そんなに多くの人に遊んでもらってはいないみたいですし、私の中でもアイデアを一つ形にできた達成感で、バケガクシューターに対する開発モチベーションが落ち着きつつあります。
本作品に限らずですが、もし要望やコメントがありましたらお気軽にDMいただければと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
次回も読んでもらえると嬉しいです。(あざらしばいぬ)